1.「仕組み化」と「機能化」の支援

ここでいう「仕組み」とは、単なる構造を意味するものではなく、再現性のある成功パターンのことで、その時だけ、ある人だけ、たまたまうまくいくのではなく、条件に左右されずに“うまくいく結果を出せる方法”のことをいいます。これを組織内に構築する「仕組み化」の支援を行います。さらに、「仕組み」があるだけではなくて、それがしっかり機能する「機能化」の支援も行います。「機能化」とは、実行するのは人であるという認識に立ち、社内教育を通じて、従業員の価値観と行動の変革を促す支援を行います。

(1)ルール化及び文書化支援
ヒアリングを行った上で、ルール案の提示及びオリジナル文書の作成支援を通じ、組織にあった「仕組み」づくりを支援します。

(2)社内教育支援
「仕組み」の周知やその理解を図る教育を実施し、一度限りではない定期的な支援をします。必要に応じて、テーマを定め、計画に基づき実施します。例:「PDCA実践教育」「ヒューマンエラー対策教育」

(3)運用チェック支援
ルール通り行っているか、「仕組み」が機能し、有効であるか、現場のヒアリングを実施し、把握します。

2.マネジメントシステムの構築支援

マネジメントシステムとは、企業の方針や目標を達成するためのプロセスを確立するための一連の要素(PDCAサイクル)を意味し、簡単にいうと管理的な仕組みのことをいいます。具体的には、以下の仕組みを組織内に構築します。

(1)サステナビリティCSRマネジメントシステムの構築
「地球環境・社会・経済」などの社会課題に取り組み、社会の持続可能性に貢献し、事業の持続可能性向上を図る経営をマネジメントシステムの構築で支援します。社会的責任に関する国際規格であるISO26000などを活用し、組織内に仕組みを構築します。

(2)パーパスマネジメントシステムの構築
パーパスとは、会社としての存在意義をいい、その会社の「志」です。何のために会社があるかという究極的な目的を指し、未来への約束とも言えます。このパーパスを明確にしても、組織的な活動として具体的に実践していく必要がありますから、組織内にマネジメントシステムを当てはめて、パーパスを実践していきます。

3.コンプライアンス活動支援

主に中小企業におけるコンプライアンス支援を必要に応じて、弁護士と連携し、規程文書の作成や社内教育(コンプライアンス教育、情報セキュリティ教育等)、さらにはコンプライアンスが適切に機能しているかどうかの現場調査を行います。

(1)コンプライアンス規程の作成支援
自社にあったコンプライアンス規程の作成支援をします。たたき台としての文書案も提供します。

(2)チェックリスト提供支援
現場でチェックがしやすいように、汎用的なチェックリストの提供及び更新をします。

(3)コンプライアンス教育支援
情報セキュリティ教育等のコンプライアンスに関わる教育を実施します。

4.マネジメントシステム規格の開発

既存のマネジメントシステムの国際規格(ISO)を参考にし、柔軟で汎用性がある、あらたなマネジメントシステム規格開発を行い、あらゆる業界および組織、さらには個人を支援致します。マネジメントシステム規格とは、ある目的を達成するためのマネジメントサイクルを構築する規格のことです。